老後の生活不安の4つの原因と解決策
人生100年時代などと言われ始めた現在の日本は、超がつくほどの高齢化社会です。
出来れば、老後の残された人生を楽しく穏やかに充実した日々をおくりたいものですよね。
厚生労働省が平成28年2月に実施した「高齢社会に関する意識調査」では、40歳以上の男女3000人に高齢期の一人暮らしに関する意識調査をしました。
すると、高齢期の一人暮らしについて「大いに不安」と回答した方が39%、「やや不安」が41.8%と8割以上の方が高齢期の生活に不安を感じていると調査発表されています。
また、老後不安に関してのアンケート調査は過去に数多く行われていますが、具体的な老後の不安の元には、4つの要因が挙げられるのではないでしょうか。
不安の元となるのは4つ要素が原因
①病気や怪我の不安
病気やケガへの不安は、今、健康に自信のある誰にでもあるリスクですよね。
誰もが、未来永劫健康で居続ける事は無く、病気や交通事故でケガをしたりする可能性もあります。
ましてや、老後を迎える年代になってくると、自分の思うように身体が動いてくれないので、十分に気を付けているつもりでも、ケガをしたり突然の病気発症の危険を抱えています。
また、万が一の際に残された家族への生活への不安もあり、心配ですね。
②住宅・その他ローンの不安
定年退職後の住宅ローン返済のある方は、定年後の収入減を考えると結構厳しいものです。
バブルが弾けた後、右肩上がりの給与支給がなくなり、給与の減った多くのサラリーマンが、住宅ローンの借り換え等で、定年までに完済できないで、定年を迎える方が多くいます。
安心して、老後の生活を送るために定年になる前の対策を、しっかり立てて置きたいものです。
③職場で働けなくなる不安
定年退職後の働き方として、60歳以降の継続社員として95.3%の企業が再雇用制度をとりいれているそうです。また、3.5%の一部大企業では定年年齢の引き上げをおこなっているようですが。つまり、年金支給年齢まで継続社員として改めて雇用契約で働ける様にはなっていますが・・・・
その雇用契約ですが、労働条件の変更を含んで1年毎の雇用契約更新の形態ですよね。
定年前の正社員待遇とは、別物の雇用関係となってしまいます。
又、「再雇用者の賃金」は、「再雇用前の賃金」「再雇用前の役割」「再雇用後に担当する役割」により賃金が決まります。つまり、今の役職より今、何をしているかが最重要な判断基準なんです。
65歳まで働き続けたい方は、今いる会社の人事制度特に、継続雇用制度の内容について、常に関心を持ち続けてください。そして、「年齢に関わらず、会社に必要とされる人材であり続ける」ことを心がけたいですよね。
④年金生活の不安
老後夫婦の最低予想生活費は、月に27万円かかると言われています。
どうみても年金収入だけの生活は、不安でしかたがありません。
何らかの方法で収入を増やすことを考える必要があります。
考えられる方法ですが、
現在、「個人型確定拠出年金(IDeCo)」「年金の繰り下げ受給」の申し込みが増えているようですよ。つまり、年金受給開始年齢の70歳以降問題などの情報からの不安増よりなのではないでしょうか。
定期的な収入源を確保することで不安を解消
定年退職して公的年金の受給が始まると世帯の半分以上が、年金以外の収入が無い状態で生活を送らなくてはなりませんよね。
公的年金以外で収入を得る方法があれば、経済的にも、心に余裕ができて助かるのではないでしょうか。
今は、インターネットで、パソコン・スマホ利用で収入を得る事ができる時代なんです。
普段通りの生活を送りながらショッピングやサービス利用をポイントサイト経由に変えると、ポイントが発生してあなたの収入になるんですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
老後の不安は誰にでも押し寄せてくるものです。あなたが今回の記事を見て危機感・不安感を感じたのならば、老後に備えて行動に移す必要があるということになります。
お金の不安を解消するには定期的な収入源を創ることでしか解決できないので、今から収入源を創るようにしていきましょう。